様々なシーンにおいてつかえる一人用のトレイ

食事のシーンは様々。ご家庭においても店舗においてもいろいろな形で存在してます。
大皿をつつくこともあるでしょうが、今回は一人での食事であったり、ビュッフェのように持ち寄っての 食事であったりの際、各々がもって使える木のトレイを製作しました。
正直なところ、トレイは今でも様々なものが世に出ており、何をいまさらな感じはするのですが、私たちなりに少しでも使いやすく、かっこいいもの、作りの良いものをご提案したいと思い製作させていただきました。

軽いトレイ

トレイというのはその上にまた様々な器が載せられます。それだけでもかなりの重さになり、さらにトレイが重いというのはいかがなものか？そんなわけで、一番面積の占める部分には桐材を用いて重量を少なくしました。また、しっかりとした壊れにくいものにするためフレーム部には広葉樹の堅い木を用いてしっかりと壊れにくく、なおかつスタイリッシュに必要最低限の太さで形成しております。

持ちやすさと、フォルムの美しさにこだわりました。

フレーム部を全体的に船底型（斜めに切り落とした感じ）にすることにより、持つ際に指が入りやすくしっかりと持ち上げることができます。また、見た目もすっきりとした印象になり、スマートな感じになります。そして、使わないときはそのままその部分がスタッキングし、重ねて収納しても崩れないようになっています。

角の部分は留加工することにより、小口の切断された面が露出せず、すっきりとした印象で仕上げてあります。この部分はとても精度が求められる+強度を強くする工夫が必要ですが、試行錯誤で上部にきれいに仕上げすることができております。

安全と使っている際のフィーリングにこだわりました。

トレイの仕上げはウレタン塗装仕上げにより、汚れた際もさっと拭いていただければきれいになります。
ノンスリップ仕上げもしてありますので上に置いた器がするっと滑ってしまうようなことも起きにくくなっております。あえてベタベタな強いノンスリップではないので器がつっかえて転んだりしないようにまた、器を置いた際に不自然なフィーリングにならないようにしてあります。
さっと拭けるのもノンスリップが強くないからこそ。あくまでも自然体で違和感なく使えるよう、なおかつ通常使用でお手入れを特別良くしなくても簡単なお手入れで使っていただけるように仕上げにはこだわっております。
塗装はされてますが、木の風合いをできる限り自然な感じにするようにマットな感じにしてあるのもそのあたりが理由です。

日常使いで違和感なく、手入れも楽な木のトレイです。ご活用いただければ幸いです。