日常で使われるペンや定規などの筆記用具。その住処を木製で造りました。

人は道具に愛着を持ちます。特に日常で使っているペン等の筆記用具類は長年使用する道具ですし、使用の年月が長くなればなるほど愛着が湧き、新しく買い替える事は滅多にないのではないでしょうか？

そんな筆記用具たちを大切にしまいつつ、木製でありながら出来るだけスマートにする事で持ち歩きも苦にならない。尚且、デスクに置いておくだけでも絵になる。
そんなペンケースです。

ケースの閉じ方にも意味を持たせました。

このペンケースは、木の質感にこだわる事でいつも近くに木の質感を感じる事。その為に仕上げ方法、樹種にもこだわりを持って製作されています。

二種類の仕様

ヒンジ部に使い込むほどに味わいが深くなる本革を利用し、塗装はオイル仕上げで無骨な印象の「本革仕様」と、ヒンジ構造自体をはぶき、高級感と木の美しさを強調した「鏡面仕様」の２種類を設定しています。共に経年変化を楽しめます。

どちらの仕様にも言える事は持ち歩ける木のステーショナリー。いつも身近に木の質感を感じてください。